貯金だけで大丈夫?20代の私たちが知っておきたい「将来のお金の守り方」

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「今の給料で将来やっていけるのかな……」
「新NISAは始めたけど、本当にこれで老後は安心?」
「投資って結局、いつかは売らなきゃいけないの?」

社会人になって数年。仕事にも慣れてきたけれど、ふとした瞬間に将来のお金に対する不安が頭をよぎること、ありますよね。周りが「投資」や「NISA」の話をし始めて、焦ってオルカン(全世界株式)を買ってみたものの、その先の「出口」については誰も教えてくれない……そんな悩みを持つ20代の方は少なくありません。

実は、投資の世界には「バイブル」と呼ばれる名著があります。それが、バートン・マルキール教授の『ウォール街のランダム・ウォーカー』です。「インデックス投資こそが最強!」と説くこの本ですが、実は「ある時期が来たら、投資のやり方を変えなさい」という意外なアドバイスが隠されているんです。

今回は、YouTubeでも大人気の「リベラルアーツ大学」両学長の教えも交えながら、20代の私たちが今から知っておくべき「資産運用の出口戦略」と「配当金の魅力」について、どこよりも優しく解説します。


目次

  1. 投資のバイブルが教える「出口戦略」の意外な真実
  2. 「鶏と卵」で考える!インデックス投資と高配当株の違い
  3. なぜ「配当金」が心の安定に繋がるのか?
  4. 20代からできる!将来を見据えた「二刀流」の備え方
  5. まとめ:自分に合った「投資のバランス」を見つけよう

1. 投資のバイブルが教える「出口戦略」の意外な真実

投資を始めたばかりの20代にとって、世界的な名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』は少し難しそうに感じるかもしれません。でも、この本が伝えているメッセージは非常にシンプル。それは「市場の平均(インデックス)に投資し続けなさい」ということです。

今の新NISAブームで「インデックス投資だけで十分」「他の投資は不要」という意見が多いのは、この本の影響も大きいんですよ。

高齢になるほど「守り」の布陣へ

しかし、この本には続きがあります。著者のマルキール教授は、「投資家が年齢を重ねるにつれて、リスクの高い投資から、安定した収入(利子や配当)を得られる投資へ切り替えるべきだ」とハッキリ述べているんです。

20代の今は、万が一株価が暴落しても、定年まで数十年という時間があります。さらに、毎月の給料という「労働収入」があるから、一時的なマイナスも笑って過ごせますよね。

でも、これが60代や70代だったらどうでしょう?
仕事からの収入がなくなり、資産を取り崩して生活している時に、株価が40%も大暴落したら……。想像するだけで夜も眠れなくなってしまいますよね。だからこそ、「資産を大きく増やす時期」から「資産から安定した現金を受け取る時期」へのシフトが必要になるのです。


2. 「鶏と卵」で考える!インデックス投資と高配当株の違い

ここで、両学長がよく例えに出される「鶏と卵」のお話を紹介します。投資には大きく分けて2つのスタイルがありますが、これを「鶏の育て方」で考えると非常に分かりやすくなります。

① インデックス投資(魔法の鶏)

「今は小さいけれど、将来どんどん体が大きく育つ鶏」を育てるイメージです。
この鶏は、卵(配当金)をほとんど産みません。その代わり、10年後、20年後には巨大な鶏に成長します。

  • メリット:資産が最大化しやすい。
  • デメリット:利益を得るためには、「鶏の肉(資産)を切り取って売る」必要がある。

② 高配当株投資(金の卵を産む鶏)

「体はそれほど大きくならないけれど、定期的においしい卵を産んでくれる鶏」です。
資産そのものの価格(鶏の大きさ)はあまり変わりませんが、持っているだけでチャリンと現金(卵)を運んできてくれます。

  • メリット:鶏を売らなくても、卵を食べるだけで生活できる。
  • デメリット:資産が爆発的に増えるスピードは、インデックス投資に劣る。

多くの20代が選んでいる「オルカン」や「S&P500」は①のタイプ。効率良くお金を増やすには最適ですが、最後は「自分の資産を売る(切り崩す)」という勇気が必要な作業が待っていることを、今のうちに知っておく必要があります。


3. なぜ「配当金」が心の安定に繋がるのか?

「資産を売ればいいだけでしょ?」と思うかもしれません。でも、ここには人間の心理という大きな壁が立ちはだかります。

キャピタルゲインは「他人の心理」に左右される

資産を売って利益を得る(キャピタルゲイン)ためには、常に「市場の価格」を気にしなければなりません。
天才物理学者のニュートンでさえ、「天体の動きは計算できるが、人の狂気は計算できない」と言い残して投資で大失敗したと言われています。

市場がパニックになり、みんなが「株なんていらない!」と投げ売りしている暴落時に、自分の大切な資産を売るのは、精神的に並大抵のことではありません。「今売ったら損かも」「もっと下がるかも」という不安が、老後の平穏な暮らしを脅かしてしまうのです。

配当金は「計算が立つ」

一方で、高配当株投資(インカムゲイン)はどうでしょう。
株価が一時的に下がったとしても、その企業が利益を出し続けている限り、配当金は支払われます。

「株価は下がっているけれど、今月も10万円の配当金が入ってきたから大丈夫」

この安心感こそが、高配当株投資の最大の魅力です。他人の心理(市場価格)を予測するのは不可能ですが、企業がしっかり利益を出しているかを確認する方が、ずっと確実で計算がしやすいのです。


4. 20代からできる!将来を見据えた「二刀流」の備え方

では、私たち20代は今すぐ高配当株投資に切り替えるべきなのでしょうか?
答えは「NO」です。20代には20代の戦い方があります。

ステップ1:まずはインデックス投資で「土台」を作る

やはり、資産を増やすパワーが最強なのはインデックス投資です。新NISAの「つみたて投資枠」などを活用し、まずは「現金 + 株式インデックス(オルカンなど)」というシンプルな構成で、資産の土台をしっかり作りましょう。

ステップ2:少しずつ「配当資産」を学んでみる

資産形成が順調に進んできたら、あるいはボーナスなどの余剰資金があれば、少額から「高配当ETF(例:VYMなど)」や「債券」を保有してみるのもアリです。
実際に自分の口座に1,000円でも2,000円でも「働かずに得られたお金(配当金)」が入ってくる経験をすると、投資に対する実感が大きく変わります。

ステップ3:自分なりの「二刀流」を見つける

両学長も推奨されているのが、「インデックス投資で資産を最大化しつつ、高配当株で日々のキャッシュフローも確保する」という二刀流の戦略です。

  • メイン:インデックス投資(将来の大きな蓄え)
  • サブ:高配当株(今の生活を少し豊かにする、将来の予行演習)

このように組み合わせておくことで、いざ老後を迎えた時に「どうやって資産を取り崩せばいいの?」とパニックになるのを防ぐことができます。


5. まとめ:自分に合った「投資のバランス」を見つけよう

投資において最も大切なのは、手法の優劣ではありません。「自分自身の心が平穏でいられるかどうか」です。

数学的な正解は「インデックス投資をずっと持ち続けて、必要になったら売る」ことかもしれません。でも、もしあなたが「資産が減っていくのを見るのが耐えられそうにない」と感じるタイプなら、今のうちから配当金を生む資産に触れておくことは、最高の防衛策になります。

【明日からできるアクションプラン】

  1. まずは今の投資を継続する:20代は「増やす時期」。インデックス投資の積み立ては止めずに続けましょう。
  2. 「出口」をイメージしてみる:30年後、自分は資産を売って生活したいか、配当金で生活したいか、少しだけ考えてみてください。
  3. 少しだけ背伸びして勉強する:配当金が出る仕組みや、代表的な高配当ETF(VYMなど)について調べてみましょう。

20代の今は、いくらでも試行錯誤ができます。
「自分にとっての幸せなお金の持ち方」を見つけるために、一歩ずつ進んでいきましょうね。

もし分からないことがあれば、いつでもブログのコメントやSNSで相談してください。一緒に、不安のない未来を作っていきましょう!

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