資産形成と聞くと「投資」や「副業」をイメージする人も多いと思いますが、私がまず取り組んだのは「固定費の見直し」でした。
最初に言っておきたいのは、「固定費の見直し」は一度やれば効果がずっと続くという、コスパの高い作業だということ。
面倒に感じるかもしれませんが、やってみたら意外とスムーズに進みましたし、何より毎月の家計に大きなゆとりが生まれました。
この記事では、私が実際に見直した固定費と、その結果どうなったかをお伝えしていきます。
なぜ固定費を見直すのか?
資産形成を始めるにあたって、最初にぶつかる壁が「お金が余らない」という悩み。
でも、実は多くの人が「何にいくら使っているか把握できていない」状態なんですよね。私もそうでした。
毎月の支出の中でも、特に見直しやすいのが固定費です。
変動費(食費や娯楽費)と違って、固定費は一度見直せば自動的に節約が続くというのがポイント。
支出の土台を整えることで、自然と「貯まる体質」に近づいていきます。
私が見直した固定費3つ
1. 通信費(スマホ料金)
以前は大手キャリアを使っていて、月に約7,000円かかっていました。
そこで、格安SIM(私は楽天モバイルにしました)に乗り換えたところ、料金は約2,000円に。
月5,000円の節約です。年間にすると6万円。この差は大きいですよね。
電波の入りや速度が心配でしたが、私の生活圏では全く問題なし。もっと早くやればよかったと思っています。
2. サブスクの整理
動画配信や音楽、アプリの有料プランなど、知らないうちに契約が増えていたサブスク。
一つ一つ見直して、「これ本当に使ってる?」と自問自答。
結果的に、NetflixやSpotifyなど月に2,000円分を解約。
不要なサービスをやめるだけで、すぐに効果が出ました。
3. 保険の見直し
昔から入っていた掛け捨ての医療保険。よくよく考えてみると、独身で健康な今の自分には不要かもしれないと思い直しました。
その結果、月3,000円の保険料をカット。
万が一の備えは貯蓄やNISAでカバーする方が合理的だと感じたんです。
固定費の見直しで月1万円の節約に成功!
この3つを見直した結果、月に約1万円の固定費を削減することができました。
- 通信費:5,000円ダウン
- サブスク:2,000円ダウン
- 保険:3,000円ダウン
金額にするとそこまで派手ではないかもしれませんが、この1万円は“浮いたお金”ではなく“使わなくて済むお金”。
つまり、毎月確実に貯蓄や投資に回せるお金になります。
浮いたお金は「つみたてNISA」に回すことに
せっかく削減した固定費。どう活用するかが次のポイントです。
私の場合は、つみたてNISAで投資信託を積み立てることにしました。
これまで「投資は難しそう」と思っていたのですが、NISAをきっかけに興味を持つように。
小額でもコツコツ続けることで、お金が働いてくれる感覚が身につきました。
固定費を見直すと、心も軽くなる
金銭的なメリットも大きいのですが、個人的に感じたのは精神的な余裕ができたことです。
「ムダをなくすって、気持ちいいな」と思えるようになり、浪費に対する感覚も変わりました。
お金との距離感が近づいたというか、「ちゃんと向き合えてるな」と感じられるようになったんです。
まとめ:まずは「何にいくら使ってるか」を知ろう
固定費の見直しは、最初の一歩を踏み出せるかどうかにかかっています。
でも、一度やってしまえば、あとは自然と節約体質になります。
まずやるべきことは、「現状の固定費を把握すること」。
何にいくらかかっているのか、紙でもアプリでもいいので書き出してみましょう。
そして、気になる項目から一つずつ見直していけばOKです。
節約した分を投資に回せば、資産形成もグッと加速しますよ。
コメント