「毎月お給料はもらっているはずなのに、気づけば口座残高がギリギリ…」
「将来のために貯金や投資をしたいけど、今の生活で精一杯で余裕がない」
毎日仕事を頑張っているのに、なかなかお金が貯まらないと不安になりますよね。特に私たち20代は、手取りがまだ少なかったり、奨学金の返済があったりと、お金の悩みが尽きない時期でもあります。
「節約しなきゃ」と思っても、美味しいランチを我慢したり、友人の誘いを断ったりするのは辛いものです。できれば、生活の満足度を下げずに、賢くお金を貯めたいと思いませんか?
実は、ちょっとした知識と工夫で、年間約50万円ものお金を浮かせることができるんです。50万円あれば、欲しかったあのブランド品も買えるし、新NISAの投資資金に回せば将来数千万円に化ける可能性だってあります。
今回は、人気YouTubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」で紹介された「小さな節約法20連発」を元に、20代の私たちが今すぐ実践できる具体的なテクニックを解説します。
専門用語は使いません。ゲーム感覚で攻略できる「貯まる仕組み」を一緒に作っていきましょう!
目次
- 節約の前に:まずは「大きな固定費」の見直しが最優先
- 【住居・設備編】一度変えれば勝手に貯まる6つの魔法
- 【生活・習慣編】チリツモで年間10万円以上変わる8つの習慣
- 【買い物・サービス編】知っている人だけが得をする6つの裏ワザ
- 浮いた50万円が「未来の自由」を作るチケットになる
- まとめ:今日から1つずつ攻略していこう
1. 節約の前に:まずは「大きな固定費」の見直しが最優先
具体的なテクニックに入る前に、一つだけ大切な前提をお話しさせてください。
もしあなたが、まだ「家賃」「スマホ代」「保険」などの大きな固定費を見直していないなら、まずはそこから手をつけましょう。
なぜなら、これらは一度見直すだけで、毎月数千円〜数万円単位の節約効果がずっと続くからです。
- 格安SIMに変える(月5,000円削減)
- 不要な医療保険を解約する(月3,000円削減)
- 家賃の安いエリアへ引っ越す(月10,000円削減)
これらが完了している、あるいは「もっと貯金スピードを加速させたい!」という方は、これから紹介する「小さな節約テクニック」に進んでください。これらは一つひとつは小さくても、積み重ねると年間50万円級のインパクトになりますよ。
2. 【住居・設備編】一度変えれば勝手に貯まる6つの魔法
まずは、お家の中を見直してみましょう。ここは「自分の意思」ではなく「設備」を変えるだけで節約できる、最強のエリアです。
① 古い家電(冷蔵庫など)を買い替える
一人暮らしを始めた時、実家からのお古やリサイクルショップで買った古い冷蔵庫を使っていませんか?
実は、家電の省エネ性能はここ10年で劇的に進化しています。10年前の冷蔵庫を最新の省エネモデルに変えるだけで、消費電力が半分以下になることも。
効果:年間5,000円以上
「壊れてないのに買うのはもったいない」と感じるかもしれませんが、電気代というランニングコストを考えると、買い替えが正解の場合が多いんです。
② 電灯をLEDにする
これも意外と見落としがち。お部屋の電球、まだ蛍光灯を使っていませんか?
照明は家庭の電力消費量で第2位を占める隠れた大食い家電です。これをLEDに変えるだけで電気代が激減します。
効果:年間数千円〜1万円
LED電球は100円ショップでも買える時代。初期投資が数百円で、年間数千円浮くなら、投資利回りは驚異的ですよね。
③ 冬は電気毛布を味方につける
冬の電気代、エアコンの暖房で跳ね上がっていませんか?
エアコンやヒーターは部屋全体を温めるのでコストがかかりますが、電気毛布の電気代は1時間あたり「約1円」。圧倒的な安さです。
効果:年間約1.6万円
在宅ワーク中や就寝時、エアコンの設定温度を下げて電気毛布を使えば、ぬくぬく幸せな上に節約にもなります。
④ 節水シャワーヘッドに交換する
お風呂好きの方必見!シャワーヘッドをくるくると回して交換するだけで、水量を20〜30%カットできるアイテムがあります。
効果:年間1万〜2万円
水圧が変わらないタイプを選べば、使い心地はそのままで水道代とガス代(お湯を沸かす代金)がダブルで安くなります。賃貸でも交換できるものが多いので、ぜひチェックしてください。
⑤ NHK受信料を「年払い」にする
もしNHKを契約しているなら、毎月払いよりも「12ヶ月前払い」がお得です。
効果:年間約2,455円
手続きを一度変更するだけ。これだけでランチ2回分が浮くならやらない手はありません。
⑥ いっそのことテレビを手放す
最近、テレビをあまり見なくなっていませんか?スマホやYouTubeで十分という方は、思い切ってテレビを処分するのも手です。
効果:年間約3万円(受信料+電気代)
NHK受信料がかからなくなるだけでなく、ダラダラとテレビを見てしまう時間も節約でき、自己投資の時間が増えるメリットもあります。
3. 【生活・習慣編】チリツモで年間10万円以上変わる8つの習慣
次は、日々の行動習慣です。20代がついやってしまいがちな「ラテマネー(無意識の出費)」を見直しましょう。
⑦ 国民年金保険料をまとめて払う(フリーランス向け)
もしあなたがフリーランスや学生で国民年金を払っているなら、「2年前納」を活用しましょう。
効果:2年で約1.4万円(年間7,000円)
さらに浮いたお金で月400円の「付加年金」を払えば、将来もらえる年金額がお得に増えます。国の制度は知っている人だけが得をするようになっています。
⑧ コンタクトをメガネに変える
1日使い捨てのコンタクトレンズ、便利ですがコストは高いですよね。
効果:年間1.8万〜5万円
在宅勤務の日はメガネにする、あるいは思い切ってICL(眼内コンタクトレンズ)などの視力矯正手術を検討するのも、長期的には大きな節約になります。
⑨ タバコをやめる
これは耳が痛いかもしれませんが、節約と健康において最強の一手です。
効果:年間約11万円
11万円あれば、最新のMacBookや旅行へのチケットが買えます。健康リスクや将来の医療費まで考えると、その効果は計り知れません。
⑩ メルカリで「リセールバリュー」を意識する
物を買う時、「売る時の値段」を考えていますか?
例えば、5,000円のゲームを買っても、遊び終わって4,000円で売れれば、実質1,000円で遊べたことになります。
効果:実質コストの大幅減
「使い捨て」ではなく「一時的に保有する」感覚を持つと、少ないお金で豊かな体験ができます。
⑪ 薬はジェネリックを選ぶ
病院で処方される薬、「ジェネリックでいいですか?」と聞かれたら迷わず「はい」と答えましょう。
効果:年間約1.2万円(常用している場合)
成分も効き目も同じで価格が安い。これを選ばない理由は基本的にありません。
⑫ コンビニに「寄らない」
仕事帰りの疲れた体、ついコンビニの明かりに吸い寄せられていませんか?
コンビニは「便利さ」を売る場所なので、商品は定価で割高です。
効果:年間約8.2万円
お茶やお弁当はスーパーやドラッグストアで買う。これだけで、年間8万円もの差がつきます。どうしても寄ってしまう人は、通勤ルートを変えてみるのも一つの手です。
⑬ お菓子を買わない
「口寂しいから」と買っているチョコやスナック菓子。これらは「マイルドドラッグ」と呼ばれるほど依存性があります。
効果:年間7.2万〜8.4万円
お菓子代と、将来の虫歯治療費やダイエット費用を節約しましょう。肌も綺麗になって一石二鳥です!
⑭ ATM手数料を絶対に払わない
自分の銀行口座からお金を引き出すのに、手数料を払っていませんか?
効果:年間約3,000円
ネット銀行(楽天銀行や住信SBIネット銀行など)を使えば、月に数回はATM手数料や振込手数料が無料になります。「手数料=無駄金」という意識を徹底しましょう。
4. 【買い物・サービス編】知っている人だけが得をする6つの裏ワザ
最後は、賢いサービスの選び方です。デジタルネイティブな私たちならすぐに実践できるはず!
⑮ 高還元率のクレジットカードを使う
現金払いは正直、損です。でも、還元率0.5%の普通のカードを使っていませんか?
効果:年間約6,000円
楽天カードなど還元率1.0%以上のカードに変えるだけで、ポイントの貯まり方が倍になります。年間120万円使う人なら、6,000円分の差。これは大きいです。
⑯ 定期券もクレカで買う
通勤定期代、高いですよね。これを現金で買うのはもったいない!
効果:年間約2,340円
鉄道会社系のカードやポイントがつくカードで購入しましょう。数千円分のポイントが確実に返ってきます。
⑰ ペットボトルを買わず水筒男子・女子になる
毎日150円のペットボトル、1ヶ月で約4,500円、年間で5万円以上…。
効果:年間3万〜5.5万円
お気に入りの水筒にお茶やコーヒーを入れて持参すれば、月数百円で済みます。最近はおしゃれで軽量なボトルも多いので、ファッション感覚で始めてみませんか?
⑱ 本は電子書籍で読む
紙の本も素敵ですが、節約重視なら電子書籍です。
効果:年間約7,100円〜
AmazonのKindleなどは頻繁にセールやポイント還元があります。さらに「本棚」が不要になるので、部屋が広くなり、家賃の安い狭い部屋でも快適に暮らせるようになります。
⑲ 日経新聞は「楽天証券」で無料で読む
仕事のために日経新聞を読みたいけど、月額4,900円は高い…。そんな20代に朗報です。
効果:年間約6万円
楽天証券に口座を開く(無料)だけで、アプリ内の「日経テレコン」という機能を使って日経新聞が無料で読めます。これを知っているだけで年間6万円の節約。やらない理由が見当たりません!
⑳ 不要なサブスクを解約する
「初月無料だから」と登録して、そのまま放置している動画や音楽のサブスクはありませんか?
効果:1つにつき年間約1.2万円
全く使っていないサブスクに毎月1,000円払うのは、ドブにお金を捨てているのと同じです。今すぐ明細をチェックして、使っていないものは解約しましょう。
5. 浮いた50万円が「未来の自由」を作るチケットになる
ここまで紹介した20個の節約術。もし全て実践できたら、理論上は年間約50万円ものお金が浮くことになります。
「たかが50万でしょ?」と思うかもしれません。でも、この50万円を浪費せずに、年利5%の投資(インデックス投資など)に回して30年間運用したと想像してみてください。
なんと、約3,300万円にまで膨れ上がります。
- 今の50万円 = 1年間のちょっとした贅沢
- 投資した50万円 = 老後の安心、早期リタイアへの切符
私たち20代の最大の武器は「時間」です。時間をかけて複利効果を味方につければ、今日の小さな節約が、将来の莫大な資産に変わります。
もちろん、「稼ぐ力」を伸ばして収入を増やすことも大切です。でも、副業やキャリアアップには時間がかかりますよね。
節約は「やったその瞬間から確実に成果が出る」最強の資産形成術なんです。
6. まとめ:今日から1つずつ攻略していこう
今回ご紹介した20個のテクニック、一気に全部やる必要はありません。
全部やろうとして生活が窮屈になり、ストレスで爆買いしてしまっては本末転倒です。
「これなら無理なくできそうだな」
「ゲーム感覚でやってみようかな」
そう思えるものから、まずは1つか2つピックアップして始めてみてください。
例えば、「今日はコンビニに寄らずに帰る」「週末に電力会社を見直してみる」など、小さな一歩でOKです。
その小さな積み重ねが、あなたの将来の不安を消し去り、選択肢を広げる大きな力になります。
さあ、まずはスマホの固定費やサブスクの確認から、一緒に始めてみませんか?


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